ColorCodeを取り入れたポスター展に出品 / 撮影:小野田裕士(動画まわり)

Exhibition of the Color Code System / 26 - 31 May 2005 / 複眼ギャラリー(心斎橋)
参加クリエイター(敬称略 50音順)
荒木志華乃,板倉忠則,奥村昭夫,汾陽絢,工藤強勝,杉崎真之助,高橋善丸,多田和博,動画まわり,中川憲造,永原康史,南部俊安,廣田純子,藤野真弘,松原仁,三木健,宮川憲明,他

この展示では、カラーシステム(※)という新しい技術を用いて17名のデザイナーがグラフィックデザインをそれぞれ提案しました。※簡単にいうとQRコードのカラー版です
主催:彩都メディア図書館,協賛:株式会社クインランド

動画まわりは印刷機によって出力したグラフィックではなく、鑑賞者がスタンプを押すことによって完成するグラフィックを提案しました。

RGBKの4色と25マスで構成されるQRコードのカラーシステムを、スタンプに置き換え制作。25に近い数字を持つアルファベットからヒントを得て、"D"を除いたA~Zのイニシャルを持つイラスト25個をデザインしてスタンプにしました。それぞれの色とも関連したイラストがデザインされてます。

全てのスタンプを押し終えた鑑賞者だけがそのコードを取得でき、最後のDすなわち「動画まわり(イニシャルがD)」のモバイルサイトを見ることができる、というストーリー。

もう一つ、プロダクトデザインからのアプローチとして、カラーコードの色の配置がしてあるスタンプパッドを制作しました。このスタンプパッドに手のひらや足跡を当て、思う場所に押すことよって、どこにでもカラーコードをプリントでき、模様は押し当てた2つの素材の組み合わせによって出来上がります。

このカラーコードシステムは韓国で開発され、現在日本でのシェアを開拓しています。
既存のQRコードと比較すると画像認識の汎用性が高く、コード自体に多彩なデザインを盛り込むことが可能になっています。
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